自民現職の末松氏が当確確実　参議院選挙兵庫

　１０日投開票の参院選兵庫選挙区（改選数３）で、自民現職の末松信介氏（６６）が４選を確実にした。安倍晋三元首相が銃撃され、死亡した事件の衝撃が残る中、一定の内閣支持率を保つ岸田政権の現職閣僚として評価を集めた。 関連ニュース ＜攻防の現場　ひょうご参院選＞自民・末松信介氏 今さら聞けない参院選…衆院との違いは？　任期６年、解散なく熟議可能　予算や条約、首相指名は衆院優先 なぜ分かりにくい？　参院選、試行錯誤を繰り返す比例代表制度

　末松氏は兵庫県議を６期務め、２００４年の参院選で初当選。党参院国対委員長などを歴任し、２１年１０月に文部科学相に就いた。
　選挙戦では人材育成への投資や科学技術の振興など、文科相の経験に基づく訴えを展開した。党幹部の来援も得て保守地盤を引き締め、議席を確保した。
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