維新現職の片山氏が当選確実　参議院選挙兵庫

　１０日投開票の参院選兵庫選挙区（改選数３）で、維新現職の片山大介氏（５５）が再選を確実にした。党が大阪に次ぐ「第２の牙城」と位置付ける兵庫で議席を守り、確かな浸透ぶりを印象付けた。 関連ニュース ＜攻防の現場　ひょうご参院選＞(1)維新・片山大介氏 今さら聞けない参院選…衆院との違いは？　任期６年、解散なく熟議可能　予算や条約、首相指名は衆院優先 なぜ分かりにくい？　参院選、試行錯誤を繰り返す比例代表制度

　片山氏は元ＮＨＫ記者で、２０１６年に同選挙区で初当選した。父は元総務相で、維新の前共同代表だった片山虎之助参院議員。
　選挙戦では党が掲げる政治改革を前面に出し、昨年秋の衆院選で躍進した余勢も駆って実行力を強調した。県内各地に立ち上げた後援団体にも支えられ、「組織戦」でも支持を集めた。
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