兵庫のコロナ感染者、５カ月ぶりに５千人超え　前週から３２３３人増　東播磨、尼崎でクラスター

　兵庫県は１５日、新たに５４３３人が新型コロナウイルスに感染し、２人が死亡したと発表した。新規感染者が５千人を超えるのは、２月１８日（５０４９人）以来約５カ月ぶり。前週の金曜から３２３３人増加し、直近１週間を平均した１日当たりでは３３１８・７人になった。 関連ニュース 神戸市で国内初「ＢＡ・２・７５」感染確認　オミクロン株の新たな系統 マスク外して、と言われても…広がる戸惑い「急には変われない」　小学校の現状は？ ４回目接種、感染リスク高いのに「なぜ対象外」　医療従事者らに不安、国の判断に批判の声も

　新規感染者の発表自治体別の内訳は、神戸市＝１４４４人▽姫路市＝３５５人▽尼崎市＝７００人▽西宮市＝７８５人▽明石市＝２４３人▽県所管＝１９０６人。死者２人は明石市と県所管だった。
　加古川健康福祉事務所管内の高齢者施設で入所者と職員計７人の陽性が判明し、新たなクラスター（感染者集団）が発生。尼崎市では１４日までに、高齢者施設で計６人、中学校で計３０人の感染が確認され、クラスターとして公表された。
　１５日午前０時時点で、病床使用率は３７・８％（うち重症用は３・５％）になった。（大橋凜太郎）
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