神戸ルミナリエ、3年連続中止に 感染状況見通せず 代替イベントは今年も実施
2022/07/15 16:32
暗闇に浮かぶ光の装飾。雨に濡れた路面に映り込んだ=3日夜、神戸市中央区波止場町、メリケンパーク(撮影・中西幸大)
毎年12月に開かれる光の祭典「神戸ルミナリエ」について、兵庫県や神戸市などでつくる組織委員会は15日、昨年に続いて今年の開催を中止すると発表した。見送られるのは3年連続。
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新型コロナ禍前の2019年には約347万人が来場。今年は本格開催へ向けた準備を進めてきたが、感染状況が見通せないことから中止を決定した。イタリアから運ぶ資材の発注期限間際まで検討したため、昨年より約1カ月遅い判断となった。
昨年は代替事業として、1回目以降のルミナリエで設置された歴代の光の装飾9基を神戸市内の中心部7カ所に展示。10日間で延べ約9万人が訪れた。今年も冬に代替事業を計画しており、開催内容は感染状況を見ながら今後決めていくという。(名倉あかり)
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