未成年の女子生徒にわいせつ行為、小学校臨時講師を免職 兵庫県教委、パワハラで処分も

2022/07/21 18:45

兵庫県庁3号館=神戸市中央区下山手通5

 兵庫県教育委員会は21日、18歳未満の女子生徒とみだらな行為をしたとして、淡路地区の公立小学校に勤務する20代男性臨時講師を懲戒免職とするなど、計4件の処分を発表した。 関連ニュース 男子生徒とわいせつ行為 30代女性高校教諭処分 部活顧問が部員にわいせつ動画送信 LINEグループで 体調不良訴える生徒も 補習で女子生徒に抱擁やキス、さらにLINEでホテルに誘って… 高校の男性臨時講師


 県教委によると、男性講師は勤務先とは関係のない女子生徒2人と知り合い、無料通信アプリ「LINE(ライン)」で連絡を取り合うようになり、このうち1人と今年4、5月にみだらな行為をしたほか、2人に講師の裸の画像を送信するなどした。講師自身が学校に申し出て発覚したという。
 また、阪神地区の公立中学校の30代男性教諭は昨年11月ごろから、顧問を務める部活動に所属していた女子生徒に対し、LINEで「かわいすぎる」「もてまくるやろ」などのメッセージを多い日で1日37通送信。別の学校に異動した後の今年5月にも2回、この生徒を自宅まで送って抱きしめるなどしたとして、停職3カ月となった。
 丹波地区の県立高校の20代男性臨時実習助手は、互いに好意を持っていた女子生徒と抱き合うなどしたとして停職1カ月、神戸地区の県立高校に勤務する再任用の男性教諭(63)は同僚を大声で怒鳴るなどのパワハラ行為をしたとして戒告処分となった。
(古根川淳也)

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