尼崎市長選 松本真氏が立候補表明「住みたい、働きたいまちに」

2022/07/21 18:50

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 11月13日告示、同20日投開票の尼崎市長選に、前教育長で元文部科学省教育DX推進室長補佐の松本真氏(42)が21日、無所属で立候補することを正式表明した。同市役所で会見を開き「尼崎を『住みたい、働きたい、子育てしやすい』まちにしたい」と語った。 関連ニュース 伊丹市長選、中田県議が立候補を正式表明「まちの良さをブランド化する」 宝塚市の山崎市長が1期期限りで退任 4月予定の市長選に立候補せず 藤原伊丹市長、5期限りで退任へ 次期市長選、後継指名なしか 空港活性化や市役所建て替えに注力

 松本氏は静岡市出身で、東京学芸大大学院を修了し、2005年に文科省へ入った。18年4月から3年間、文科省キャリアとして初めて尼崎市教育長を務め、いじめや体罰の対応をはじめ、不登校の子どもの居場所づくりにも取り組んだ。
 会見では稲村和美市長(49)からの打診を受けて昨年末に立候補を決断したと明かす一方で、「政策は是々非々で判断する。保守やリベラルなどにこだわらず、市民の課題に誠実に向き合いたい」と述べた。
 同市長選への立候補を表明したのは松本氏が初めて。(広畑千春)

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