河川施設から重油8000リットル流出 土壌に浸透か たつの

2022/07/21 20:40

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 国土交通省姫路河川国道事務所は、馬路川排水機場(兵庫県たつの市揖保川町正條)で、自家発電用の重油約8千リットルが7月6~20日の間に流出したと発表した。揖保川と馬路川の合流地点に立地し、河川への流出は確認されておらず、土壌に浸透した可能性が高いという。 関連ニュース ビル150棟建て替えへ、神戸・三宮の大規模再整備 巨額投資7440億円、生まれ変わる街 王子動物園にレクリエーション施設を整備へ 神戸市、「遊園地全廃」の方針見直し ヤマトヤシキ旧姫路店、秋まで解体撤去ずれ込みか 閉店4年「跡地の整備計画早く示して」の声も

 同事務所によると、7月6日に重油の残量が約8600リットルであることを確認していたが、19日には残量が約540リットルになっていた。この間、発電機は運転しておらず20日に再点検して配管パッキンが損傷していることを確認。燃料が漏れた痕跡もあった。
 河川増水時に排水する設備の運用に支障はなく、今後、地中への浸透範囲を確認するため試掘調査するという。(直江 純)

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