有馬温泉街に夏の風物詩　涼風ビアガーデン始まる　芸妓衆の演舞も

　神戸市北区の有馬温泉街で、夏の風物詩「有馬涼風ビアガーデン」が始まり、芸妓衆が気品ある演舞で観光客らを出迎えている。 関連ニュース 「世界でも極めて珍しいタイプの温泉」　京阪神からアクセス良し、丹波地域の「湯」から見えた意外な事実 中学正門前に「金泉」？　有馬温泉の近く「有野北」　ザバサバあふれる赤褐色の水　「冷鉱泉」では… 続々再開、進化するビアガーデン　トレンドは「都心でアウトドア気分」

　阪神・淡路大震災の直後、復興を目指して「涼風川座敷」が始まり、一昨年から名称を変更した。
　ねね橋下の親水広場に屋台が並び、せせらぎを傍らに食事を楽しむ。ステージでは芸妓衆が踊りを披露するほか、日替わりでコンサートなどがある。
　昨年は新型コロナウイルス禍で、開始から１１日で中断した。今年も感染が急拡大しているが、芸妓を束ねる有馬検番の一七四さんは「精いっぱいおもてなししたい」と話している。
　２１日まで。午後６時半～１０時。入場無料。名物すき焼きなどは要予約。有馬温泉観光総合案内所ＴＥＬ０７８・９０４・０７０８
（小林良多）