フェリー「さんふらわあ」新型コロナで乗員確保できず運休 神戸-大分の5~8日出発分

2022/08/04 18:00

ダイヤモンドフェリーの「さんふらわーごーるど」=神戸市東灘区向洋町3、六甲アイランドフェリーターミナル

 神戸-大分間などでフェリーを運航するフェリーさんふらわあ(本社・大分市)は4日、乗組員の新型コロナウイルス感染などが相次ぎ、運航に必要な人員が確保できなくなったとして、神戸-大分航路の5~8日出発分計4便を運休すると発表した。 関連ニュース 竹が列車を“通せんぼ” JR加古川線、一部運休 ホームから通過電車に体当たり、男性死亡 JR神戸線 JR西・秋のダイヤ改正でローカル線に衝撃 最悪な事態は避けられたけど…「本線も運行本数削減」「週1便運休」も


 同社によると、7月24日以降、乗組員15人程度の感染が判明。濃厚接触者となって自宅待機する乗組員もおり、運航に必要な40人弱の確保が難しくなったという。予約客には手数料なしで運賃を払い戻すほか、大阪-別府(大分県)航路への振り替えも優先的に行う。
 同社は他に大阪-志布志(鹿児島県)航路も運航する。乗組員のコロナ感染での運休は、大阪-別府航路(7月29日~8月1日)に続いて2回目となる。(貝原加奈)

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