兵庫で新たに5881人コロナ感染、前週月曜から2003人減 18人死亡

2022/08/15 17:50

国立感染症研究所が分離した、新型コロナウイルスのオミクロン株の電子顕微鏡写真(同研究所提供)

 兵庫県は15日、新たに5881人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週の同じ曜日から2003人減ったが、県の担当者は「盆休みで検査数が減った影響もあるのでは」としている。また、6月中旬に流行「第7波」に入ってから最多となる18人の死亡が確認され、第7波の死者は計216人となった。 関連ニュース 【図解】第7波対策、兵庫県が「自主療養制度」導入 自ら検査、陽性なら届け出 限界、コロナの医療現場 救急搬送されず助からなかった命、相次ぐ 第7波拡大防止へ JR新神戸駅と神戸空港に無料検査拠点 8月5~18日、県が設置

 新規感染者の発表自治体別の内訳は、神戸市=1388人▽姫路市=392人▽尼崎市=434人▽西宮市=831人▽明石市=94人▽県所管=2742人。神戸市で2件の取り下げがあり、累計感染者は75万3263人になった。死者18人の内訳は、神戸市で8人、尼崎市で3人、西宮市で3人、県所管で4人。
 15日午前0時時点の病床使用率は66・1%(うち重症用は27・4%)。15日までに、丹波健康福祉事務所管内の医療機関、尼崎市の高齢者施設2カ所、県立西宮病院、神戸市内の福祉施設など計10カ所で新たなクラスター(感染者集団)が発生したことも判明した。(大橋凜太郎)
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