兵庫県の7月推計人口 541万837人、3カ月ぶり減少 自然減が社会増を上回る

2022/08/18 05:30

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 兵庫県は、7月1日時点の推計人口が541万837人だったと発表した。前月から86人減で3カ月ぶりの人口減となった。転入者が転出者を上回る社会増は3カ月連続プラスだったが、死亡者数が出生数を上回る自然減が影響した。 関連ニュース 兵庫県の推計人口533万8575人 4カ月連続マイナス、前月より3518人減 9月1日時点 <三木70th>人口減、市政への影響は? 市が新人職員向け研修 財政健全化は必須、「基金が底突く恐れ」 兵庫県の推計人口534万2093人 前月より1793人減少、3カ月連続 8月1日時点

 県内49市区町(神戸市は区別集計)のうち、増加は21市区町。増え幅が最も大きかったのは西宮市(162人増)で、明石市(116人増)、尼崎市(94人増)などと続いた。
 減少は27市区町。減り幅が最も大きかったのは加古川市(138人減)で、次いで神戸市西区(102人減)、同市垂水区(97人減)などだった。神戸市は9区のうち5区が増加していたが、市全体では計106人減。一方、洲本市は増減ゼロだった。
 6月の出生数は2793人、死亡者数は4742人で1949人の自然減。転入者は1万7837人で、転出者は1万5974人となったため、1863人の社会増だった。(金 旻革)

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