市川ぼたんさんが初めて声優に挑戦 父・海老蔵さんからアドバイス「『あざとい』に気を付けて」
2022/08/21 06:00
声優としての仕事が決まった時は「ほんと?って驚きました。経験したことがなかったので、不安もとても大きかったです」と話す市川ぼたんさん=大阪市内(撮影・辰巳直之)
歌舞伎俳優市川海老蔵さんの長女で日本舞踊家・俳優の市川ぼたんさん(11)が、26日から公開されるアニメ映画「DC がんばれ!スーパーペット」の日本語吹き替え版で、初めて声優に挑戦した。映画は主人公の犬やブタといった動物たちが、ぼたんさん演じる最強子猫「ウィスカーズ」などの強敵に立ち向かい、さらわれた飼い主を取り戻す物語。声優の難しさや映画への思い、家でのペットとのエピソードを話してくれた。(斎藤 誉)
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-初めての声優経験でしたが、お父さんの海老蔵さんから何かアドバイスは?
「(ウィスカーズの設定の)『あざとい』というところを気を付けた方がいいよ、と言われました。あまり聞いたことがない言葉だったけど、調べて注目するようになったので、とても参考になりました。家では弟の前で練習することもあり、『もうちょっとかわいくしてみたら』とか、アドバイスをもらいました」
-ウィスカーズの好きなところやせりふは?
「強いところが好きです。せりふは最初の『私はどうなるの?』で、(モルモットの)ルルに助けてもらう場面に出てきます。ルルは主人公の敵なんですけど、助けてもらえるのがうれしかったです」
-家でペットを飼っていますか?
「犬が大好きで、2匹飼っています。14歳の『ゆめ』っていうトイプードルの女の子と、トイプードルとヨークシャテリアのミックスの『ラブ』で5歳の女の子です。なでているときに目をつむってくれて、顔がかわいい。家で私が座った瞬間に走ってきて、飛びついてくれます。そこが一番好きです」
-兵庫県に来たことは?
「兵庫は行ったことがないけど、すごく行ってみたいです。お城が好きなので、真っ白できれいな姫路城を見に行きたいです」
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いちかわ・ぼたん 2011年生まれ。歌舞伎俳優市川海老蔵さんの長女で、19年に日本舞踊の四代目市川ぼたんを襲名した。舞台以外にも、テレビの連続ドラマ「二月の勝者-絶対合格の教室-」に出演するなど、活躍の場を広げている。弟の堀越勸玄(かんげん)君(9)も歌舞伎俳優。