ソファでゆったり、星空楽しんで 18年ぶり一新のプラネタリウム 神戸青少年科学館

2022/08/30 17:00

ソファ型のシートが導入されたプラネタリウム。2人掛けで、親子や友人、恋人同士で楽しまれている=神戸市中央区港島中町7、バンドー神戸青少年科学館(撮影・長嶺麻子)

 神戸市中央区のバンドー神戸青少年科学館のプラネタリウムが今夏、18年ぶりに一新された。最新鋭の投影機に加え、2人掛けのソファ型リラックスシートも国内の公共施設で初めて導入し、街中での特別な星空体験を提供している。 関連ニュース 【写真】新たな投影機とスクリーンで映し出された天の川。本物の夜空のような輝きを堪能できる プラネタリウム投影機「18年間ありがとう」 209万人を星空へ案内、プラネタリウム投映機が引退 お別れイベント、2月20日まで

 星空を映し出すドーム(直径20メートル)のスクリーンや、音響システムも最新型に。全230席はリクライニングシートだが、前列にソファ型を4シート備え、靴を脱ぎクッションを枕にしながら、よりくつろいだ姿勢で投映プログラムを楽しめる。
 3代目となるプラネタリウムは、138億光年先までの宇宙空間の情報を内蔵。高輝度発光ダイオードを光源とする光学式と、レーザーダイオードのデジタル式の投影機を組み合わせ、深みのある黒の夜空に、無数の星が瞬き、色味も含め、より現実に近い星空を再現できるようになった。
 プラネタリウムの入館料は400円(小中学生と高校生は200円)。ソファは別途500円(1シート)。9月5、6日と水曜休館。
 同館TEL078・302・5177
(長嶺麻子)

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