青い海に映えるサルビア22万本、旅の癒やしに 県立公園「あわじ花さじき」

2022/09/08 10:45

一面に青い花を咲かせたサルビア=淡路市楠本

 兵庫県淡路市楠本の県立公園「あわじ花さじき」でサルビアが見頃を迎えている。青や赤、白、紫に色づいた花々が海と空の青に映えて鮮やかなコントラストを描き、壮観な光景が広がっている。 関連ニュース 息のむ美しさ「羽を広げる白鷺のよう」 絶滅の危険増すサギソウ見頃 西宮・甲山湿原観察園 戦時に咲くヒマワリ、キーウ近郊 ウクライナの国花 一目5万本、ヒマワリ満開 兵庫・香美

 園芸用にも用いられる品種約22万本が、約1ヘクタールの敷地に植えられている。このうち赤い品種は7月中旬に、青い品種は8月中旬に開花し、10月下旬まで楽しめる。6日に接近した台風11号の影響で赤色のサルビアが一部散ったが、半月ほどで新芽が育ち、やがて花を咲かせるという。
 同県西宮市から友人2人と訪れた女子大学生(19)は、「いろんな色があってきれい。夏休みなので友人とプチ旅行に来ました。癒やされました」と写真を撮っていた。
 入園無料で開園時間は午前9時~午後5時。駐車料金200円(普通車)。14日は臨時休園する。あわじ花さじきTEL0799・74・6426
(坂井萌香)

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