イニエスタが新ブランド立ち上げ サッカーシューズ、本社は神戸 名前には『縁(en)』入り

2022/09/08 22:36

新ブランド発表会で思いを語るアンドレス・イニエスタ選手=8日午後、東京・国立競技場

 サッカーの元スペイン代表でJ1ヴィッセル神戸のアンドレス・イニエスタ選手(38)が8日、東京・国立競技場で、自身が立ち上げたサッカーシューズブランドの発表会に参加した。新ブランドは神戸市中央区に本社を置き、アシックス(神戸市)などでスポーツシューズ製作を手がけた井上晋平さんらが携わる。子どもを含めた幅広い層のスポーツウエアなども展開し、イニエスタ選手が試合で使うスパイクも作るという。 関連ニュース 【写真】お披露目された新ブランドのシューズ イニエスタのスニーカーブランド 神戸に世界初出店 イニエスタ深まる日本愛「神戸に来て正解だった」 きっかけは「キャプテン翼」

 ブランド名は、「キャプテン」という言葉にかけた「Capitten(キャピテン)」。イニエスタ選手は「縁があって来日し、日本での生活は私の一部になった。チームワークが大切という思いを込め、日本語の『縁(en)』を名前に入れた」と説明し、「選手としてのキャリア、人生で学んだ全てを込めた。子どもたちの将来に関わることができたら素晴らしい」と新ブランドへの思いを語った。
 納得のいく仕上がりになったというスパイクを手に「最も大事にし、敬意を持ってきた道具。履き心地の良さを試してほしい」とアピールし、新ブランドのウエアに着替えてリフティングも披露。「この素晴らしいスパイクを使い、より良いプレーを見せられるよう頑張っていく」と誓った。
 新ブランドは9月下旬以降に、神戸市中央区八幡通4に旗艦店を開く予定。(永見将人)

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