兵庫の公明選挙区に候補擁立も 維新代表、次期衆院選に言及
2022/09/09 22:50
神戸新聞NEXT
日本維新の会の馬場伸幸代表は9日、次期衆院選について、公明党の現職議員がいる兵庫県の2選挙区(兵庫2区、兵庫8区)と大阪府の4選挙区への候補者擁立の可能性に言及した。大阪市で記者団に「今、公明との関係はリセットされて白紙だ。可能性はある」と述べた。
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維新は大阪市を廃止して特別区を設置する「大阪都構想」の実現に向けて公明の協力を取り付けるため、6選挙区で候補者擁立を見送ってきた。馬場氏は「しばらく都構想にチャレンジする可能性は低い。所属議員からは(擁立を)やらせてくれという声も大きくなっている」と強調した。
日本維新はこれに先立ち大阪市の党本部で開いた常任役員会で、松井一郎前代表(58)=大阪市長=と石川県の馳浩知事(61)を顧問とする人事を決定。幹事長の藤田文武衆院議員(41)、政調会長の音喜多駿参院議員(38)、総務会長の柳ケ瀬裕文参院議員(47)をそれぞれ続投させる執行部人事も決めた。