尼崎市長選 維新公認の大原隼人氏が立候補表明「未来の子どもたちが活躍できるまちに」

2022/09/13 19:40

尼崎市役所=尼崎市東七松町1

 任期満了に伴う尼崎市長選(11月13日告示、同20日投開票)で、社会福祉法人理事長の大原隼人氏(44)が13日、日本維新の会公認での立候補を正式に表明した。同市役所で開いた会見で「尼崎をより輝くまちにしたい」と語った。 関連ニュース 伊丹市長選、中田県議が立候補を正式表明「まちの良さをブランド化する」 宝塚市の山崎市長が1期期限りで退任 4月予定の市長選に立候補せず 藤原伊丹市長、5期限りで退任へ 次期市長選、後継指名なしか 空港活性化や市役所建て替えに注力


 大原氏は尼崎市出身で、関西学院大大学院を修了。同市内で認可保育所や小規模保育所など4園を経営し、2018年に尼崎青年会議所の理事長を務めた。
 会見では、給食費の無償化や少人数教育の実現を挙げ「未来の子どもたちが活躍できるまちにしたい」と強調。企業誘致や民間資本の活用に取り組むとし「大阪と兵庫を結び付ける結節点になりたい」と両知事との連携にも意欲を見せた。
 同市長選で維新が公認候補を立てるのは初めて。今回、既に稲村和美市長の後継として前教育長の松本真氏(42)が立候補を表明している。(浮田志保)

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