【独自】赤穂市長選　現職牟礼氏が立候補へ　再選目指す　２０日にも正式表明

　任期満了に伴い、来年１月１５日告示、同２２日に投開票される兵庫県赤穂市長選で、現職の牟礼正稔氏（６８）が再選を目指し、無所属で立候補する意向を固めた。９月２０日の市議会本会議で表明する見通し。 関連ニュース 「経済より自然が大切」　上郡・産廃施設住民投票で反対７９％　町長が会見 赤穂浪士と呼ばないで　「義士」の名に市民の誇り 選挙カーで名前連呼、なんと得票効果　数値で実証

　牟礼氏は同市出身。大阪大を卒業後、１９７８年に兵庫県に入庁し、県道路公社播但連絡道路管理事務所長などを務めた。新人３人で争った２０１５年の市長選は次点だったが、現職との一騎打ちとなった前回１９年に初当選した。
　土地区画整理事業や学校給食センターの移転計画、観光振興や移住・定住の促進へ向けた一般社団法人の設立などを進めた。同市と兵庫県上郡町との市町境に計画される産業廃棄物最終処分場については、建設反対の立場を示している。
　同市長選を巡っては、現時点で立候補を表明している人はいない。（坂本　勝）