「夜遅くに訪問してきて口論に」娘の夫を警棒で複数回殴る 逮捕の市職員を停職1カ月 神戸
2022/09/30 21:57
神戸市役所=神戸市中央区
神戸市は30日、金属製の警棒で娘の夫を殴り、兵庫県警長田署に傷害の疑いで逮捕された環境局の男性技術職員(62)を停職1カ月とするなど、2人を懲戒処分にした。
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市によると、男性職員は7月3日午後10時半すぎ、長田区の自宅前の路上で、娘の夫を金属製の警棒で複数回殴り、頭に傷を負わせた。長田署に傷害容疑で現行犯逮捕され、9月6日付で不起訴処分(起訴猶予)となった。
市の聞き取りに対し「夜遅くに夫が訪問してきて口論になった」などと話しているという。
また、健康局の部長級の男性職員(57)は2021年5月から秋ごろ、部下職員に対し、会話に応じなかったり、打ち切ったりするなどコミュニケーションを遮断したり、理由を説明せず担当業務から外したりした。パワーハラスメントに当たるとして、戒告処分になった。