温泉街VSミナト神戸、eスポーツで対戦 シューティングゲーム「ヴァロラント」の参加チーム募集 23日開催
2022/10/04 17:40
グランツーリスモなどの体験会が計画されている外湯「さとの湯」=2020年4月、豊岡市城崎町今津
兵庫県豊岡市の城崎温泉と神戸市の会場をオンラインでつなぎ、コンピューターゲームを使った「eスポーツ」で対戦する催しが23日に開かれる。3人一組でチームを組み、人気のシューティングゲーム「VALORANT(ヴァロラント)」の腕前を競う。企画した兵庫県などが、特設サイトで参加チームを募集している。(田中陽一)
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ゲームをスポーツ競技として捉え、年齢や性別、障害などに関係なく楽しめるeスポーツは、ファンや市場規模が広がりつつある。今回の催し「HYOGO eスポーツフェスタin城崎温泉」は、地域活性化の起爆剤として期待する県が企画。NTT西日本とも連携し、実証事業として取り組む。
メイン会場は、城崎温泉ゆかりの作家らを紹介する「城崎文芸館」(豊岡市城崎町湯島)。人が集まりやすく、現地のPRにもつながる点を踏まえて選んだ。第2会場はNTT西日本グループが運営する体験施設「eSPARKLe KOBE(エスパークル・コウベ)」(神戸市中央区海岸通)で、双方をつないでトーナメント戦を実施する。
対戦の様子は、動画投稿サイト「ユーチューブ」で生配信。同文芸館では、斎藤元彦知事とゲスト参加者によるトークセッションや、地元の芸術文化観光専門職大学との合同企画も予定されている。城崎温泉街にある外湯の一つ「さとの湯」では、人気レーシングゲーム「グランツーリスモ」などの体験会もある。
「ヴァロラント」の参加対象は16歳以上で、募集枠は16チーム計48人。無料だが、宿泊や移動の費用は自己負担。居住地は問わず、城崎、神戸のどちらかの会場を選ぶ。上位入賞チームには県の特産品を贈る予定。希望者は16日までに特設サイトで申し込む。応募多数の場合は抽選。
問い合わせはエスパークル・コウベのメール(esparkle-kobe@west.ntt.co.jp)