7月の六甲ライナー故障 原因はタイヤのパンク、部品交換へ 運休や遅延で3万4300人に影響 神戸新交通
2022/11/04 21:28
神戸新交通=神戸市中央区港島6
神戸新交通は4日、7月に神戸市東灘区で起きた六甲ライナーの故障原因について、タイヤの1本がパンクしていたと発表した。
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同月4日午後11時ごろ、六甲ライナーのアイランド北口-南魚崎間にある六甲大橋上で、運転士が異常音を感知。車両の傾きなどを確認した。同6日まで運休や遅延が発生し、約3万4300人に影響した。
同社によると、タイヤに入っている樹脂製の補助輪「中子」が破損した。
再発防止策として、2編成8両に残る樹脂製の中子を来年4月、アルミ製に交換する。それまで車両は営業に使用しないという。(名倉あかり)