バスケ部顧問が部員に「死んだ方がましや」 神戸市立中の男性教諭 日常的に暴言、体罰繰り返す

2022/11/16 20:57

神戸市教育委員会=神戸市中央区東川崎町1

 部活動の部員に暴言を繰り返したり、後頭部をたたいたりしたとして、神戸市教育委員会は16日、同市西区の市立中学校の男性教諭(32)を減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にした。 関連ニュース 「なめくさっとんか」中学硬式チーム総監督が選手に暴行 足蹴りや数時間正座 兵庫・姫路 女子生徒の顔たたき、顎が外れた状態で5時間以上立たせる その間暴言も浴びせる 姫路女学院高、ソフトボール部顧問体罰で謝罪「生徒に申し訳ない」 懲戒処分検討、生徒は登校できず

 市教委によると、男性教諭は男子バスケットボール部の顧問。9月の練習試合中、部員に「消えてまえ」「死んだ方がましや」と発言したほか、日常的に「アホ」「ボケ」「カス」といった暴言を吐いていた。少なくとも部員7人が被害に遭ったという。
 1学期には部員の後頭部をたたいたことも判明。暴言や体罰は保護者からの連絡で発覚した。
 男性教諭は「自分が求めているプレーができておらず腹が立った」などと話しているという。

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