ハヤブサの死骸から鳥インフル検出 姫路、たつのの養鶏場に続き県内今季2例目

2022/11/16 21:04

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 兵庫県は16日、姫路市内で見つかったハヤブサ1羽の死骸から鳥インフルエンザウイルスが検出されたと発表した。国の検査機関で遺伝子検査を行い、高病原性かどうか調べる。全国で鳥インフルエンザの発生が相次いでおり、強毒性かどうかの判定には数日かかる見込みという。 関連ニュース 野鳥が窓ガラスに激突死 死がいはどうすれば?→調べると家庭ごみ「まさか燃えるごみで処分とは」 「渡り鳥にパンを与えてはいけないの?」これだけあるエサを与えてはいけない理由 野外生息のコウノトリ、全国で300羽突破 「保護から保全へ」新たなステップ

 県内で死んだ鳥から鳥インフルエンザウイルスが検出されたのは、たつの市内の養鶏場に続いて今季2例目。
 県によると、16日午後1時ごろ、姫路市上大野の住宅街にある空き地でハヤブサが死んでいるのを通行人が見つけ、市に連絡した。通報を受けた県が簡易検査し、陽性が確認されたという。
 高病原性と確認されれば、国が半径10キロ以内を野鳥監視重点区域に指定する。
(山岸洋介)

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