オミクロン株の新系統「BA・2・3・20」 兵庫で初確認

2022/11/17 18:39

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 神戸市は17日、新型コロナウイルスのオミクロン株の新たな系統「BA・2・3・20」感染者が、兵庫県で初めて確認されたと発表した。感染力の高さや重症化のリスクは不明という。 関連ニュース 交通事故けが人の搬送やめる 尼崎市消防、コロナ陽性を理由に 現場に戻って置き去り 申請3時間待ち、怒鳴って帰る市民も…マイナポイント窓口、神戸で大混雑 東灘区などは予約制へ 神戸で新型コロナ「BA・4」初確認 オミクロン株派生型


 コロナで陽性と判定された40代男性の検体を、市健康科学研究所がゲノム解析。11日にBA・2・3・20だと判明した。
 男性は軽症で、自宅療養を終了したという。ただ発生届の対象外だったため、渡航歴や濃厚接触者の有無は不明。
 市によると、BA・2・3・20は主に米国やアジアで感染が報告されており、国内では新潟県や和歌山県などでも感染が判明している。ワクチンなどで獲得した免疫をすり抜ける性質があるとみられ、世界保健機関(WHO)は「監視下のオミクロン株の亜系統」に定めている。(名倉あかり)
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