神々しき「太陽柱」神戸に現る まっすぐ天へ、光の筋

2022/11/17 21:00

夕日から縦に伸びる光の筋=17日午後、神戸市須磨区から

 太陽からまっすぐ、天へと伸びる光の筋。「太陽柱」とみられる現象を17日夕、神戸市上空で観測した。 関連ニュース 神戸で「一日公正取引委員会」公取委と兵庫の経済団体が懇談 物価上昇、働き方の多様化など意見交換 首都圏での人脈づくり後押し みなと銀、東京で企業交流会 兵庫の特産品楽しみながら語らい <17歳の世界地図>東灘区出身・堀池來未さん(下)より高く いつかはトップになりたい

 太陽柱は、大気中の氷の結晶に光が反射して生じる現象だ。日の出や日没の前後、特に冬場に出現することが多い。
 午後4時半ごろ、沈みゆく太陽から上へ、うっすらとかかった雲に光の筋が伸びているのが確認できた。その後、太陽は雲に隠れてしまったが、空には光の帯が残ったまま。やがて夜のとばりが下りる前、ぼやけるように消えていった。(吉田敦史)

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