自家用車で男子児童と衝突、救護せず立ち去る 市立中学の女性教諭を停職6カ月処分 兵庫県教委
2022/11/22 22:24
兵庫県庁3号館
兵庫県教育委員会は22日、自家用車を運転中、男子児童と衝突したが救護せずに立ち去った尼崎市立中学校の女性教諭(48)を停職6カ月とするなど、5件の処分を発表した。
関連ニュース
長すぎるお昼休み 職員7人を懲戒処分
勤務中、弁当買いに外出92回 トラックにはねられて発覚 市職員処分
ポルシェ時速216キロ、医師が無免許暴走「BMWに抜かれ立腹、あおり運転が要因」
県教委によると、教諭は2016年5月、大阪市内を運転中、自転車で飛び出してきた男児(11)と衝突。車を止めて状況を確認したが、けがや自転車の損壊はないと判断し、警察に届けなかった。
目撃者の通報を受けた警察が教諭を事情聴取。17年1月に救護義務違反として3年間の運転免許取り消し処分を受け、学校に報告し発覚した。その後、教諭は処分を不服として審査請求したが棄却された。「(棄却の)通知に気づかなかった」と話しているという。
また、食事会での写真撮影時に他校の女性事務職員の手をつかみ引き寄せた南あわじ市立小学校の男性学校副主幹(50)を減給10分の1(1カ月)に。若手教諭に「じゃかましいわ」などと一方的に怒鳴った高校の再任用の男性教諭(63)ら3人を戒告にした。