落雷、阪急神戸線で信号設備故障 六甲ー王子公園間、深夜までダイヤに乱れ 駅改札機で通信トラブルも

2022/11/24 00:33

灰色の雲の中から市街地へ落ちる雷=23日午後、神戸市中央区東川崎町1から(撮影・長嶺麻子)

 兵庫県内の一部は23日午後、激しい雷雨に見舞われ、神戸市内では公共交通機関にも影響が出た。 関連ニュース 神戸の6時間雨量、観測史上最大130ミリ 灘区で民家の石垣崩落 兵庫各地で大雨 神戸の街に落雷 稲光の瞬間を動画で ブラタモリでも活躍 「見学家」という仕事とは

 阪急神戸線では同3時20分ごろ、落雷により、六甲-王子公園間の信号設備が故障した。阪急電鉄によると、信号の修理が終わる同7時半ごろまで徐行運転を実施し、平常ダイヤに戻ったのは同11時45分ごろだった。上下163本に運休や最大約1時間半の遅れが生じ、約5万1千人に影響した。
 また、同電鉄の神戸三宮駅管区(夙川-神戸三宮)では駅の自動改札機で通信トラブルが発生。落雷や停電の影響とみられ、同3時15分ごろから約15分間、乗客が交通系ICカードを利用した際の入退場記録が正常に処理されなかった可能性があるという。

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ