持続可能なものづくりと観光の方策は 12月13日にオンライン競技会
2022/11/25 09:00
古田菜穂子さん
「地エネ(地域のエネルギー)と環境の地域デザイン協議会」が12月13日午後2時から、オンラインで開催される。資源循環型の日本酒「地エネの酒 環」や「播磨灘のカキと竹林の資源循環」など「環プロジェクト」(事務局・神戸新聞社)をテーマに、地域資源を生かす持続可能なものづくりと観光の方策を考える。
播磨灘のカキと竹林をつなぐ環プロジェクトは、養殖筏に使う竹を兵庫県外産から地元のタケノコ産地産に切り替え、交換した古い竹は肥料にしてタケノコや野菜を育てる。美しい竹林の再生やタケノコの増産▽竹を運搬する石油消費の大幅削減▽高騰する化学肥料から地元産肥料への転換-の流れをつくる。
協議会では、神戸新聞社の辻本一好経営企画局専任部長・編集委員が環プロジェクトを紹介。ひょうご観光本部ツーリズムプロデューサーの古田菜穂子さんや、日本料理店「玄斎」(神戸市中央区)の上野直哉さんら観光、食、メディアなどの専門家5人のセミナーがある。参加無料。申し込みなど詳細は、ウェブページ「地エネnote」、事務局TEL078・360・0560