芦屋市長選 現職伊藤氏が立候補へ 再選目指し、近く正式表明
2022/11/29 06:00
伊藤舞市長
任期満了に伴う来年4月の兵庫県芦屋市長選に、現職の伊藤舞氏(53)が無所属で立候補する意向を固めたことが、関係者への取材で分かった。近く正式に表明する見通し。
関連ニュース
「市民病院の神戸移転は白紙」三田市長選初当選の田村氏、再編統合への反発を追い風に
病院再編の逆風、想像超える 三田市長選落選の現職森氏、必要性訴えるも「理解されなかった」
三田市長選 新人田村氏が当選確実 市民病院再編、撤回を主張 現職批判票取り込む
伊藤氏は大阪府茨木市出身。神戸大大学院法学研究科を修了し、保険代理店勤務などを経て2007年から芦屋市議を3期務めた。19年の同市長選で、自民党が推薦した元県議を593票差で破り初当選した。
1期目は新型コロナウイルス禍への対応に追われた。JR芦屋駅南の再開発事業は議会の同意を得られず2年間停滞し、事業費を見直して今年3月に予算が可決された。
同市長選を巡っては、元市議の大塚展生氏(64)が立候補の意向を明らかにしているほか、市民団体がつくった公募委員会が立候補者を募っている。選挙戦になればJR芦屋駅南再開発事業の中身や、人口減への対応が争点になりそうだ。(村上貴浩)