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天日謙作さん
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天日謙作さん

 開幕1季目のバスケットボール男子Bリーグ2部プレーオフで、来季の1部昇格を決めた。展開の速いプレーで決勝に駒を進め、「選手がチームのコンセプトをよく理解してやってくれた」と頬を緩めた。

 大阪府羽曳野市出身。輝かしい実績を持つ。羽曳野高、日本体育大でプレーし、松下電器では旧日本リーグ制覇に貢献。大阪エヴェッサのヘッドコーチとしては、旧bjリーグ初年度の2005年度から3連覇した。

 10年、芦屋大に移り、初めて学生を指導したのが転機になった。競技に詳しくない選手への教え方、掛ける言葉に腐心し、コーチとしての幅を広げた。

 上下関係が色濃くなるのを嫌い、「先生」と呼ばせなかった。「選手はロボットじゃない。僕の言うアウトラインの中で、自由にやってほしい。スポーツには選手のアイデアが必要」。自身は選手のやる気を引き出す「モチベーター」であり、父親のような存在でもあるという。

 今季から指揮する西宮ストークスでは、毎日全選手と会話するよう心掛ける。「コーチからずっと話し掛けられないと、選手は必要とされていないと感じるから」。配慮はきめ細かい。

 1月から司令塔の竹野明倫(あきとも)主将がけがで戦線を離れたままで、「チームが直面した一番大きなことだった」と語る。選手一人一人がチームを支える自覚を強く持ち、難局を乗り切った。

 決勝は20日、東京の代々木第二体育館で。狙うは初代の2部王者だ。大阪府枚方市在住。妻と2男。50歳。(記事・藤村有希子、写真・中西大二)

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