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BFL兵庫での1年を振り返る井川慶投手=三田市
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BFL兵庫での1年を振り返る井川慶投手=三田市
10月には古巣の阪神との練習試合に登板した井川慶投手。BFLでは今季11勝をマークした=鳴尾浜
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10月には古巣の阪神との練習試合に登板した井川慶投手。BFLでは今季11勝をマークした=鳴尾浜

 プロ野球阪神などで活躍し、今季限りで独立リーグ、ベースボール・ファースト・リーグ(BFL)兵庫を退団した井川慶投手(38)。阪神時代の2003年には20勝を挙げて沢村賞に輝くなど数々のタイトルを獲得。07年には米大リーグ・ヤンキースに移籍し、世界トップレベルにも接した左腕が独立リーグでの1年を振り返った。(聞き手・宮崎真彦)

 -退団を決めた理由は

 「三田はのどかなまちで、ファンも温かくすごくいい環境だった。毎日神戸から車で通ってましたけど、マジですごく楽しかった。目標としていた『1年間投げる』ことを達成でき、思い描いていた結果を残せた。実際にやってみてここ(BFL)は若い選手が頑張るところ。自分なりに若手に伝えられることは全て伝えられたと思った」

 -練習試合では2季ぶりにNPB相手に投げた

 「3月の楽天2軍戦で3回3失点と打たれて『これはもっと集中しないと』と感じた。悔しさがシーズンに向けて切り替えるきっかけになった。10月の阪神との2軍戦も3回1失点だったが、懐かしい鳴尾浜で多くの観客に見守ってもらい、いい思い出になった」

 -NPB、大リーグ時代にはトップで戦った

 「印象深い選手は元広島の前田智徳外野手。バットコントロールに優れ、自分の全球種を本塁打された。インコースに抜けた難しいスライダーを甲子園のライトスタンドに運ばれた打球は今でも印象に残っている。大リーグではヤンキースのチームメートで抑え投手の(マリアノ)リベラ。150キロを超えるカットボールは独特の球筋だった。メジャーでは結果を残せなかったが(ロジャー)クレメンスら、当時の世界のトップとやれたことは今も自分の財産」

 -今後について

 「阪神との練習試合で、望月(惇志)君が150キロを超える球を投げるのを見て自分もそこを求めたいと、あらためて刺激を受けた。(BFL退団で)休養という形になるが、年明け以降も練習を続けて肩を動かしておきたい。選手兼コーチなど、NPBの舞台に立てるならこだわりはない。準備をしっかりとしてあとは流れに任せたい」

【いがわ・けい】1979年生まれ。茨城・水戸商高から98年に阪神入り。2003年、20勝5敗で18年ぶりのリーグ優勝に貢献した。07年に米大リーグのヤンキースに移籍し、通算2勝4敗。12年からオリックスでプレーし、15年に戦力外通告を受けた。17年3月にBFL兵庫と選手契約を結び、今季は14試合に登板して11勝を挙げた。

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