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 アメリカンフットボールの定期戦で関学大の選手が負傷した問題で、名門・日大の責任ある対応が問われている。昨年12月の「甲子園ボウル」で27年ぶり21度目の優勝を果たした日大。今回の悪質な反則が内田正人監督の指示によるものと指摘する声もあり、批判は高まるばかりだ。関学大によると、送付していた抗議文書に対する返答が15日夜、日大のコーチによって届けられたという。

 日大は10日付で、内田監督が8月末までの現場指導を自粛することを関東学生連盟に申し入れ、チームのウェブサイトで謝罪文を掲載。関東学連は日大の選手に対外試合出場禁止処分を科し、内田監督を厳重注意処分とした。この問題を受けて設置した規律委員会で両者の聞き取りを行い、追加処分を検討するという。

 日本協会の国吉誠会長が「あり得ないプレー」と評した悪質な反則をなぜしてしまったのか。ある日大OBによると内田監督は試合前、相手QBを負傷させる趣旨の命令を当該選手にしていたという。事情を知る関係者は、反則を犯した選手が家庭の事情で約1週間、練習を休んでいたと明かす。日大は厳しい指導で知られ、チーム内の競争も激しい。当該選手が「精神的に追い込まれていた」ことも一因と指摘した。

 法大、東大、立大の要望で、それぞれのチームと日大のオープン戦3試合が中止となった。15日、東京都世田谷区の練習場を訪れた選手たちは問題について問われても一様に無言を貫いた。日大広報部は「大学側としても調査中」としてコメントを控えた。

■日本協会会長「あり得ない」

 アメリカンフットボールの日大と関学大の定期戦で、日大選手が悪質な反則行為をした問題で、日本協会の国吉誠会長らが15日、スポーツ庁を訪問し、問題の経緯などを報告した。会合終了後、取材に応じた国吉会長は「あり得ないプレーだと思う。誠に残念で心よりおわびする」と陳謝した。

 面会は非公開で約1時間半行われた。日本協会側は危険プレー防止を求める文書をホームページに掲載したことなどを説明し、スポーツ庁は再発防止に向けた講習会を徹底するよう要望した。

 6日の試合で、日大の選手はパスを投げ終えて無防備だった関学大の選手に背後からタックルし、負傷退場させた。関東学生連盟が規律委員会を設置して調査している。

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