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学生たちの取組を見守る住洋樹さん=王子スポーツセンター
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学生たちの取組を見守る住洋樹さん=王子スポーツセンター
2017年に一人で相撲部を設立した山本仁也主将=王子スポーツセンター
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2017年に一人で相撲部を設立した山本仁也主将=王子スポーツセンター

 創部2年目、部員わずか5人。そんな神戸大学の学生サークル「相撲部」に、強力な助っ人が現れた。昨年引退した大相撲の元十両飛翔富士の住洋樹(すみひろき)さん(29)=神戸市兵庫区=がコーチ役を務めることになったのだ。テレビの報道番組で同部を知り、自ら指導を申し出たという。「故郷神戸の相撲を盛り上げたい」と意気込み、このほど初めて練習にも参加した。(那谷享平)

■活動2年目、「たった5人」知り支援

 神戸出身の住さんは兵庫中を卒業後、大相撲の中村部屋に入門。最高位東十両13枚目まで上がった。引退後、神戸の会社で営業マンなどとして働く傍ら、世界最大級のプロレス団体「ワールド・レスリング・エンターテインメント(WWE)」の大会にも出場している。

 住さんが同大相撲部を知ったのは今年6月上旬。偶然見た民放の番組で、2017年に相撲部を設立した2年の山本仁也(じんや)主将(19)が、部員の勧誘に奮闘する様子が特集されていた。番組中で伝えられたのは、部員不足で団体戦の出場もままならない窮状だった。

 「はじめまして。部員が少ないと聞きました」「稽古見に行って大丈夫ですか」。放送2日後、住さんは同部のツイッターアカウントにメッセージを送った。「自分は神戸にお世話になった人間。手助けしたいと思った」と住さん。一方、連絡を受けた山本さんは「相撲好きで飛翔富士関は知っていたので、びっくりした。返信するのに緊張した」と笑う。その後はとんとん拍子で住さんによる指導が決まった。

 同部は毎週土曜、王子スポーツセンター(神戸市灘区)の土俵で活動。大学に土俵がなく、部員も初心者が多いが、自分たちで考えた稽古に励む。

 7月14日にまわし姿で初めて練習に参加した住さん。部員たちの熱のこもった取組を見守り、足の運び方やまわしの取り方などを、経験談を交えて丁寧に教えた。同大2年の米須達也さんは「助言は親切で、練習が楽しいです」と笑顔を見せた。

 住さんは「自分が伝えたことを学生が試合で発揮してくれたら幸せ。部員を増やす協力もし、まずは10人くらいを目指さないとね」と語った。

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