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男子日本人トップの5位でフィニッシュする塚田空(撮影・大森 武)
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男子日本人トップの5位でフィニッシュする塚田空(撮影・大森 武)

 第8回神戸マラソン(神戸新聞社など共催)は神戸市役所前をスタート、神戸・ポートアイランドの市民広場付近をフィニッシュする42・195キロのコースで行われ、男子はクァリル・ルムシェ(モロッコ)が2時間13分54秒で2連覇した。大会連覇は男女を通じて初めて。塚田空(SGHグループ)が2時間19分26秒で日本人トップの5位に入り、篠藤淳(山陽特殊製鋼)が2時間20分22秒で6位に続いた。

 2時間20分切りと日本人トップの目標をクリアしても「最低限」という思いしかなかった。神戸マラソン初出場で男子5位のSGHグループ・塚田。左脚故障による調整不足で海外勢と勝負すらできず、実業団ランナーの心は晴れなかった。

 10月初旬、左ふくらはぎを負傷した。6年ぶりのけが。「めちゃくちゃ痛かったが、調べて結果を知るとメンタルがやられる」と病院を避け、11月から再び走り始めた。

 迎えた当日。先頭を引っ張る外国勢を追わず、2番手集団でペースを保った。そして20キロ地点。「先陣を切ろうとしたが、前に出ただけ」。逆に離されたが、復路の向かい風に耐え、感覚がまひした左脚を懸命に動かして追走した。40キロ時点で「一番マークしていた」という実力者、篠藤との一騎打ちとなり、最後の下り坂を利用して振り払った。

 埼玉県出身の28歳。平成国際大4年時に関東学連選抜のメンバーとして箱根駅伝7区を走った。2016年には大阪マラソンで自己ベストの2時間15分16秒を記録している。

 「不安要素のない状態で勝負したかった。夏に走り込めていたのでもったいない」。一方で、中盤の仕掛けの不発を、塚田は力不足と嘆いた。「まずは体。これから病院に行きます」。大粒の汗を拭い、再出発を誓った。(有島弘記)

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