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神戸流科ファストジャイロの選手たち。早駒運輸の支援を受けユニホームも新調予定=神戸市中央区、中突堤中央ターミナル
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神戸流科ファストジャイロの選手たち。早駒運輸の支援を受けユニホームも新調予定=神戸市中央区、中突堤中央ターミナル

 流通科学大(神戸市西区)女子ラグビー部が母体のクラブチームが、海運会社「早駒運輸」(同市中央区)の全面支援を受け「神戸流科ファストジャイロ」として再始動した。活動費不足でチーム存続が危ぶまれる中、大学職員でもあるクラブの井谷明男代表(50)が同社と直接交渉。女子ラグビーへの熱意が伝わり、サポートが実現した。(有島弘記)

 流通科学大女子ラグビー部は、7人制の下部大会や15人制の関西大会などに出場。メンバーは約20人で、遠征は選手の自費でまかない、持ち出しも含めて年間の活動費は50万~100万円に及び、存続が厳しい状況だった。

 井谷代表は外部に支援を求め、今夏、大学側と同社の渡辺真二社長(52)との会合に同席。来春に予定する講演の打ち合わせが議題で、ラグビー部は無関係だったが、企画書を持参して直談判した。

 「土下座でも何でもする覚悟だった」と井谷代表。出費がかさむ県外での練習試合を諦め、練習着も満足にそろえられない…。熱く訴えるうち、ある言葉に渡辺社長が反応した。「県外流出が続いています」

 兵庫県は女子中学代表が昨年の全国大会を制するほど盛んな地域だが、高校、大学の受け皿が少なく、他府県に活躍の場を求める選手が多い。「女子ラグビーもか…」。兵庫全体で続く人口流出に問題意識があった渡辺社長は支援を約束した。

 渡辺社長は「ミスターラグビー」と称された元神戸製鋼の故平尾誠二さんと親交があり、ラグビー選手の長男は今年の福井国体に出場。楕円(だえん)球との縁も決断を後押しした。

 新たな援助を受け、チームは7人制最高峰の太陽生命シリーズ昇格▽15人制の関西大会優勝-を5年以内の目標に定めた。井谷代表から新ユニホームのデザインを含め、運営全般を託された渡辺社長は「注目されないと選手は集まらない。ミナト神戸らしく、きらびやかさを前面にPRしたい」と青写真を描く。

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