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紀平梨花選手(左)と坂本花織選手
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紀平梨花選手(左)と坂本花織選手
国際スケート連盟元理事の平松純子さん
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国際スケート連盟元理事の平松純子さん

 フィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで、兵庫県西宮市出身の紀平梨花選手(16)が初制覇。神戸野田高校(神戸市長田区)3年坂本花織選手(18)も4位に入った。兵庫出身の2人がともに初出場のGPファイナルで実力を発揮し、関係者は「さらに磨きをかけて」と声を弾ませた。

 紀平選手が今春卒業した西宮市の母校・上ケ原中学校では、教諭らが教え子の偉業に歓喜した。

 2年、3年時のクラス担任だった浅野諭(さとし)さん(28)は「当時から大きな大会の直前でも『頑張ってきます』と笑って話していた。やはり肝が据わっていたんだなと確信した」。3年間を通じて学年主任だった中村吉次郎さん(64)も「休み時間に友達にお願いされ、回転ジャンプをしていたのを覚えている。高く跳んでいてすごいと思ったが、まさか世界一になるとは」と驚きっぱなしだった。

 「運動能力が抜群でジャンプの質が高い。表現面もこの1年ですごく良くなった」とは、冬季五輪に2度出場した国際スケート連盟元理事の平松純子さん(76)=神戸市東灘区。

 注目するのが大技のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)。フリー冒頭では失敗したが、2回目は連続ジャンプで軽やかに決め「『跳ぶぞ』と構えずにパッと難しい技をこなす」と評価する。この点では、2005年に同じくシニア1年目でGPファイナルを制した浅田真央さんにも勝るとみる。

 一方、表彰台は逃したものの4位に入った坂本選手については「相変わらずジャンプがパワフル。プログラム全体に彼女の良さがでていた」とし、「まだまだ伸びる要素が十分ある」とエールを送った。

 神戸野田高校の担任でフィギュアスケート部顧問の山本知穂さんは今年2月の平昌(ピョンチャン)五輪以来、「目標を設定して着実に進んでいく姿」を見てきた。五輪よりも順位が上がり「この1年間の努力が一つの形になった。次に向けて頑張るチャンスになったのでは」と喜んだ。(山本哲志、小谷千穂、鈴木雅之)

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