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新体操の全日本選手権で悲願の初優勝を果たした武庫川女大団体メンバー=西宮市の同大学
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新体操の全日本選手権で悲願の初優勝を果たした武庫川女大団体メンバー=西宮市の同大学

 新体操で、武庫川女大(兵庫県西宮市)が存在感を放っている。昨秋、千葉市であった第71回全日本選手権の団体総合で初優勝。平成に入ってから関東の女子体育大2校が頂点を分け合ってきた大会で、強豪に割って入る演技を見せた。出場すらかなわなかった前回大会から一転、安定感を身に付けて栄冠をつかみ、選手たちは「見せたい演技を全員が笑顔でやり切れた結果」と自信を手にした。

 大会はフープ、ボール・ロープの2種目の合計得点で競った。2018年度のルール改定に伴い、10点満点だったDスコア(演技価値点)の上限が撤廃され、各チームが高難度の技に挑戦。武庫川女大も足を使っての投げ技や、技と技の間をつなぐ振りを多く組み込んで加点を狙った。

 チームは一昨年の全日本学生選手権でミスが相次ぎ、前回の全日本選手権出場を逃した。新チーム発足後は「ミスを責めるのではなく次につなげよう」(吉田前主将)と一つ一つの技にこだわって話し合いを重ねるように。一方で、吉田前主将は精神面に起因する運動障害「イップス」に苦しんだ経験から「踊るのが怖いチームにはしたくない」と前向きな雰囲気づくりに徹した。

 本番では、手具交換のタイミングのわずかなずれを、鍛えた対処力と判断力でカバー。高得点を狙った関東の優勝候補が手具落下や移動などで点数を伸ばせない中、2種目を大きなミスなくまとめ上げ、総合力で混戦を制した。

 一度は個人選手に転向しながら、最終学年でAチーム入りした真鍋は「気負うことなく練習の成果を出し切れた」と感慨深げ。3年生の川田は「これがまぐれだったとは言われたくない。さらにいいチームをつくって(優勝を)狙っていく」と全日本2連覇を見据えている。(長江優咲)

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