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竹下佳江監督(手前左)と抱き合うヴィクトリーナ姫路の真鍋政義ゼネラルマネジャー=17日午後、山形県の酒田市国体記念体育館
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竹下佳江監督(手前左)と抱き合うヴィクトリーナ姫路の真鍋政義ゼネラルマネジャー=17日午後、山形県の酒田市国体記念体育館

 17日、バレーボールのVリーグ2部(V2)女子で初優勝し、来季の1部(V1)昇格を決めたヴィクトリーナ姫路。観客席で戦況を見守った真鍋政義ゼネラルマネジャー(GM、55)=兵庫県姫路市出身=は試合後、日本代表でも共に戦った竹下佳江監督(41)と抱き合い、喜びを分かち合った。代表監督から転身し、2年余り。「地元に恩返しがしたい」とチーム強化に力を尽くし、発足わずか3年目で国内最高峰の舞台へ押し上げた。

 真鍋氏は姫路市立白鷺中1年時にバレーを始め、1988年ソウル五輪に日本代表として出場するなど、現役時代はセッターとして活躍。引退後は女子の久光製薬(練習拠点・神戸市)で指揮を執り、2012年のロンドン五輪では女子日本代表を28年ぶりの銅メダルに導いた。

 「姫路のみなさんにレベルの高い試合を見て喜んでもらい、バレーの普及に努めたい」。16年6月、ヴィクトリーナ姫路が日本バレー界初のプロチームとして発足することを発表すると、リオデジャネイロ五輪での指揮を終えた真鍋氏は同年12月、GMに就任した。

 17年の本格始動にあたり、テーマを「姫路から世界へ」と掲げた。「プロチームは日本初でも、世界では普通のこと。選手やスタッフが日本代表となり、五輪などで表彰台に立ってほしい」。人脈を生かして選手の発掘、獲得を進め、竹下監督をバックアップ。08年北京五輪代表セッターの河合由貴選手(29)ら発足当初3人だけだった選手は、今や22人に増えた。

 中学卒業後に離れた故郷でのバレー生活は約40年ぶりで、「食べ物がおいしいし、世界一の城もあるし、本当に素晴らしい街。愛着を感じる」と魅力を再認識した。バレーを通した地域活性化を描き、選手の育成組織を発足させたほか、高校や大学のチーム強化にも関わり、地元でバレーを続けられる環境を整える。イベント参加にも積極的だ。

 これまでの道のりを振り返り、選手、スタッフ、ファン、スポンサー、一人一人の顔を思い浮かべた。「応援し、感動してもらえるチームを一丸となって目指してきたが、3年で優勝できるとは夢にも思っていなかった。みなさんのおかげ」。表情をほころばせ、感謝の言葉を口にした。(金山成美)

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