スポーツ

  • 印刷
大関昇進を確実にし、父の佐藤一哉さん(左)と母純子さん(右)に祝福される貴景勝=24日午後、大阪市中央区(撮影・辰巳直之)
拡大
大関昇進を確実にし、父の佐藤一哉さん(左)と母純子さん(右)に祝福される貴景勝=24日午後、大阪市中央区(撮影・辰巳直之)
貴景勝が白星を飾り、両拳を突き上げて喜ぶ父親の佐藤一哉さん=大阪市浪速区難波中3、エディオンアリーナ大阪
拡大
貴景勝が白星を飾り、両拳を突き上げて喜ぶ父親の佐藤一哉さん=大阪市浪速区難波中3、エディオンアリーナ大阪
神戸新聞NEXT
拡大
神戸新聞NEXT

 大相撲春場所千秋楽で10勝を挙げ、関脇貴景勝関の大関昇進が確実になった24日、現地で見守った両親は「ようやった」と声を絞り、喜びをかみしめた。恩師や出身地・兵庫県芦屋市からも、快挙を祝う声が続々と上がった。

 今場所は、会場で父の佐藤一哉さん(57)が観戦すると全部負けていた。「わしがいると力が入るのか」。そんな気遣いもあって、この日は土俵から離れた4階の通路出入り口から見守った。

 土俵入りを見つめる表情は厳しかったが、貴景勝の名前が呼ばれると祈るように手を合わせ、大一番に見入った。気合の込もった取り口で完勝すると、会場からは大歓声。一哉さんは「やったー」と両拳を突き上げ、観戦していた好角家と握手を交わした。

 観戦後、母の純子さん(52)は目に涙を浮かべながら「今後は一つ一つの勝負に、よりプレッシャーがかかる。心も体も健康に頑張ってほしい」と思いやった。一哉さんも「さらに上の番付を目指し続けてほしい」と期待を寄せた。

 恩師や地元のファンらもこの日を待ちわびた。母校の仁川学院小(西宮市)の恩師、前川和裕さん(41)はファンらと居酒屋で応援。「砂場で相撲をして遊んだら、投げ飛ばされてしまうほど強かった」と振り返り、「最高にうれしい」と喜んだ。

 小学生時代に指導した関西奄美相撲連盟の山口久義会長(70)は「まっすぐ自分の思いを貫いてくれた」と話し、「努力が自信につながっている。彼は横綱になる男。大関は通過点」と言い切った。

 吉報を受けた地元の芦屋市は祝福ムードに。同市は25日に、市役所や市内の各駅周辺など計7カ所に昇進を祝う横断幕を設置することを決めた。また、同市のふるさと大使を新設、貴景勝関を第1号に任命する方針で、山中健市長は「市民に夢と希望と感動を与えてもらった」とたたえた。(村上晃宏、風斗雅博、小谷千穂)

スポーツの最新
もっと見る

天気(4月26日)

  • 24℃
  • ---℃
  • 50%

  • 15℃
  • ---℃
  • 80%

  • 22℃
  • ---℃
  • 60%

  • 22℃
  • ---℃
  • 80%

お知らせ