
サッカーの日本代表は26日午後7時半から、神戸市兵庫区のノエビアスタジアム神戸で行われる国際親善試合でボリビア代表と対戦する。25日は試合会場で大半を非公開として最終調整し、香川(ベシクタシュ、神戸市垂水区出身)らが戦術を確認した。
22日のコロンビア戦に先発フル出場したDF昌子(トゥールーズ、神戸市北区出身)が地元のピッチで調整した。森保監督は先発の総入れ替えを示唆しているが「僕たちにも、はっきりとは言ってない。準備は怠らず」と出番を待つ。
世界的FWファルカオらを擁したコロンビア戦では、スライディングなど果敢な守備を見せた。「ミス無くやるぐらいなら、どんどんチャレンジしてミスした方がいい。それが親善試合の場」と強調。一方で、試合を0-1で落とし「完璧でないから負けた。守備陣と多く話した」と修正を図ったという。
昨夏のワールドカップ(W杯)ロシア大会では先発で唯一の国内組(鹿島)として、16強進出に貢献。さらなる成長を求め、今年1月に強豪国フランスに渡ったが、W杯後、代表から遠ざかった。DF冨安ら若手も台頭し、競争は激化。「食い込みたいし、食い込んでいきたい」。闘争心は尽きていない。
(有島弘記)
