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妻の大辻瑛美とともに全日本の舞台に立つ大辻康太。夫婦同時参戦は極めて異例=神戸新聞社
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妻の大辻瑛美とともに全日本の舞台に立つ大辻康太。夫婦同時参戦は極めて異例=神戸新聞社
大辻瑛美
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大辻瑛美

 体重無差別で男子日本一を争う柔道の全日本選手権が29日に東京・日本武道館であり、兵庫県播磨町出身の大辻康太(桐蔭横浜大教)が出場する。昨秋に結婚した妻の大辻(旧姓金子)瑛美(自衛隊体育学校)も21日の全日本女子選手権(横浜文化体育館)にエントリー。伝統ある全日本への夫婦同時参戦は異例の快挙で、「新婚パワー」で旋風を起こす。

 大辻康は明石市立二見中、神奈川・桐蔭学園高と強豪校で技を磨き、埼玉大では全日本学生体重別選手権81キロ級を制覇。社会人でも泥くさく粘るスタイルを貫き、2015年には講道館杯の90キロ級で頂点に立った。

 「強いだけでなく、応援、尊敬される選手」を目指す28歳は昨年9月、大学で1学年下だった後輩と入籍。「互いの苦しさや悩みを共有できるなど、結婚が競技にいい影響を与えている」と話すように、3月の近畿選手権で3度目の全日本を決めれば、57キロ級が主戦場の妻も関東選手権で初の全日本切符をつかんだ。

 大辻康は今春、実業団の日本エースサポートを離れ、これまで柔道部コーチを務めてきた桐蔭横浜大で教員になった。心機一転、妻とともに飛躍を期す一方、秘めた思いがある。祖父の明さんが闘病のため入院中で「私が柔道をするきっかけをつくってくれた人。目の前の一戦一戦に全力を注ぎ、祖父を励ましたい」。折り目正しい男は感謝を込め、畳に上がる。(藤村有希子)

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