
今春、強豪の滝川第二高に入学したゴルフ女子の梶谷翼(15)。岡山・山陽女中1年時に史上最年少で日本女子オープンに出場した逸材は「ナショナルチームの先輩たちが卒業した学校でしっかり練習できている」と、新天地でさらなる飛躍を期す。
岡山県総社市出身。7歳の時にゴルフを始め、小学生時代には世代別の国際大会で優勝を果たした。「天才キッズ」としてテレビのバラエティー番組にも出演するなど、早くから注目を集めてきた。
滝川第二高はアマチュア日本代表で活躍した安田祐香、古江彩佳らが巣立ち、OGにはプロ選手も多い。日常的にゴルフに打ち込める環境が整い、「試合で学校に行けない日が多いが、スイッチを切り替えて学校生活を送れている」と笑みを浮かべる。
将来は「世界で活躍できるプロを目指す」という有望株。今年はまず、6月の日本女子アマ選手権のタイトルに狙いを定める。(松本大輔)
