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けがを乗り越え、日本代表として初めてW杯のピッチに立った小林里歌子(11)=5月6日、神戸市兵庫区、ノエビアスタジアム神戸
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けがを乗り越え、日本代表として初めてW杯のピッチに立った小林里歌子(11)=5月6日、神戸市兵庫区、ノエビアスタジアム神戸
けがを乗り越え、日本代表として初めてW杯のピッチに立った小林里歌子(11)=5月6日、神戸市兵庫区、ノエビアスタジアム神戸
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けがを乗り越え、日本代表として初めてW杯のピッチに立った小林里歌子(11)=5月6日、神戸市兵庫区、ノエビアスタジアム神戸

 サッカーの女子ワールドカップ(W杯)フランス大会で、3大会連続の決勝トーナメント進出が決まった日本代表「なでしこジャパン」。今大会初白星を挙げた14日のスコットランド戦では、2年半にわたるけがとの闘いを乗り越え、小林里歌子(神戸市垂水区出身)が初めてW杯のピッチに立った。右膝に重傷を負い、3度の手術を経験。「長い間迷惑を掛けた。こういう場でプレーすることが恩返しにつながる」と飛躍を期す。

 スコットランド戦は後半途中から出場し、前線で精力的に動き回った。なでしこジャパン6試合目。ゴールこそならなかったが、世界の舞台で確かな一歩を踏み出した。

 世代屈指のアタッカーだ。神戸市立小束山小1年の時、若草少年サッカークラブでサッカーを始め、中学まで地元でプレーした。兄はJ1大分の小林成豪。ドリブル、走り方も似通う3歳年下の妹を「ゴール前でのプレーが得意で、FWっぽい」と評する。

 小林は常盤木学園高(宮城)時代の2014年、U-17(17歳以下)女子W杯で高倉麻子監督率いる日本を初優勝に導くなど、エース候補として将来を嘱望された。

 しかし、高校3年秋の右膝前十字靱帯(じんたい)断裂でサッカー人生が暗転した。卒業後に進んだ日テレでも長いリハビリ期間を過ごし、「鶏肉を食べたり、(治療のために)本を読んだり、良くなるために手段を尽くした」と母恒子さん。復帰を果たしたのが2年半後の昨年4月だった。

 高倉監督に見込まれ、今年2月にA代表デビューを果たすと、南米王者のブラジル、W杯開催国の強豪フランスからゴールを奪う活躍を見せ、大舞台への道を自ら切り開いた。「得点、結果にこだわる」と小林。プレーできる喜びを知る21歳が、新生なでしこの切り札になる。(尾藤央一)

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