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ビーチサッカー日本代表候補に初めて選ばれた森重瑞紀=明石市、大蔵海岸公園
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ビーチサッカー日本代表候補に初めて選ばれた森重瑞紀=明石市、大蔵海岸公園
ビーチサッカー日本代表候補合宿のミーティングで、ラモス瑠偉監督(左端)の話を聞く森重瑞紀(右)=明石市、大蔵海岸公園
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ビーチサッカー日本代表候補合宿のミーティングで、ラモス瑠偉監督(左端)の話を聞く森重瑞紀(右)=明石市、大蔵海岸公園

 5月に兵庫県明石市であったビーチサッカーの日本代表候補合宿に、元商社マンの肩書を持つ26歳が初招集された。東京レキオスの森重瑞紀。兄は、サッカーJ1で首位を独走するFC東京の元日本代表DF森重真人だ。本格的にビーチに転向してまだ1年余り。生まれて初めて着けた日の丸の練習着に心を躍らせ「兄と同じように日本を背負って戦いたい」。11月にパラグアイで開催されるワールドカップ(W杯)のメンバー入りを目指し、砂浜で奮闘している。(尾藤央一)

 183センチ、80キロ。屈強な元センターバックは、明石海峡大橋を見渡せる大蔵海岸でボールを追っていた。パスが山なりになると「もったいないね!」とラモス瑠偉監督のげきが飛ぶ。森重はビーチサッカー特有のアクロバティックなプレーよりも、声を張り上げ、ボールを呼び込む姿が目立つ。時折、強烈なシュートを右足から放った。

 高校サッカーの強豪、広島皆実高では主将として冬の全国高校選手権に出場。卒業後は名門の中大へ進んだ。寮では、日本代表GKシュミット・ダニエルらJリーガーになった先輩も暮らした“出世部屋”を与えられたが「自分が流れを止めてしまいましたね」とプロ入りはかなわなかった。

 サッカーを離れ、就職活動に専念。同級生から1年遅れの2016年4月に鉄鋼商社に入社したが、大学の同級生に誘われ、趣味で始めたビーチサッカーが運命を変えた。休日に仲間数人と千葉の砂浜で練習。上達と同時に、「もっと高いレベルでやりたい」と、忘れかけていた闘争心に再び火がついた。

 18年2月に代表選手も所属するクラブチーム「東京レキオス」に入団し、サラリーマン生活に終止符を打った。本格的に競技に取り組むことで技術も向上。同10月の全国ビーチサッカー大会で4強入りし、闘将ラモスの目に留まった。

 14年にサッカーのブラジルW杯に出場した兄からは「ここからだな」とエールを送られたという。8月には海外遠征、9月下旬には大蔵海岸で親善試合が組まれており、「チャンスをつかみたい」と闘志をたぎらせた。

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