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今季開幕に向け、練習試合で調整する新加入のナンバー8マクカラン(中央)ら神戸製鋼の選手たち=神戸市東灘区、神鋼灘浜グラウンド
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今季開幕に向け、練習試合で調整する新加入のナンバー8マクカラン(中央)ら神戸製鋼の選手たち=神戸市東灘区、神鋼灘浜グラウンド

 ラグビーのトップリーグ・カップ(TL杯)は22日に開幕し、神戸製鋼は和歌山市の紀三井寺公園陸上競技場で近鉄と対戦する。昨季、18大会ぶりに日本選手権を制し、TLとの2冠に輝いた名門が、新たな陣容で今季の第一歩を踏み出す。

 今季のTLは11月のワールドカップ(W杯)日本大会終了後、準備期間を挟んで来年1月に始まる。TL杯は、W杯に向けて強化を進める日本代表以外の底上げなどを目的に昨季から始まり、今大会はTLと下部のトップチャレンジリーグの計24チームが参加。6チームずつ4組に分かれて1次リーグを行い、各組1位が準決勝に進む。

 20日に出場メンバーが発表され、神鋼は新加入のプロップ平原とナンバー8マクカランが先発に名を連ねた。近鉄は昨季まで神鋼に在籍した正面がSOに入り、早速実現する古巣対決にも注目が集まる。

■神鋼のエリス共同主将「全部勝ちたい」

 神戸製鋼が、昨季唯一逃したタイトルを取りにいく。エリス共同主将は「(リーグ戦とは)違うチャレンジを見てほしい。チャンピオンチームとして全部勝ちたい」とカップ戦の頂点をにらむ。

 近鉄戦のメンバー中、日本選手権決勝に出場したのは6人だけ。山下裕や中島らのW杯日本大会の代表候補選手、首の手術を受けたカーターら主力を多く欠く中、若手にとって貴重なアピールの場となりそうだ。

 ニュージーランド出身のマクカランは今季帝京大から加入し、「何でも恥ずかしがらずに聞いている。毎日成長できている」と笑顔を見せる。192センチ、105キロの体格やハードワークが持ち味で、将来の日本代表も目指す25歳は「リーグ戦のメンバーに入るためにも、この7試合がめちゃくちゃ大事」と気合十分だ。

 日本代表候補から漏れた日和佐は追加選出への望みをつなぐ。「可能性はゼロに近いが、けがをせずにパフォーマンスを維持したい」。けが人のリスクに備えてSOで起用されるエリスとハーフ団を組み、「少しでもラグビーの熱を高められるように」と高速ラグビーのエンジンになる。(山本哲志)

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