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相次ぐけがを乗り越え、飛び込み女子で2大会連続の五輪出場を目指す板橋美波=宝塚市のJSS宝塚
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相次ぐけがを乗り越え、飛び込み女子で2大会連続の五輪出場を目指す板橋美波=宝塚市のJSS宝塚
ワールドシリーズの混合シンクロ高飛び込みで演技する板橋美波(手前)=3月、相模原市立総合水泳場
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ワールドシリーズの混合シンクロ高飛び込みで演技する板橋美波(手前)=3月、相模原市立総合水泳場

 水泳の飛び込みで、共にJSS宝塚で練習してきた寺内健と荒井祭里が世界選手権(韓国)で東京五輪の代表入りを決めた。仲間の朗報を日本で知った19歳、板橋美波(兵庫県宝塚市出身)は奮い立った。専門の女子高飛び込みで、日本の代表枠はあと一つ。開幕まで1年を切った大舞台に向け「チャンスがある限り、自分が全力で取りにいく」。日本のエースは、けがからの再起を期している。(藤村有希子)

 前回のリオデジャネイロ五輪には16歳で出場し、女子高飛び込みで8位。この種目で日本勢80年ぶりとなる入賞に沸いた。女子では世界で板橋しかできない前宙返り4回半抱え型(109C)は封印したが、パワーを生かしたジャンプの高さ、回転の速さが際立った。

 その後は苦しみ抜いた。入水時の衝撃から右目に網膜剥離を患い、昨年4月に手術。左すねの疲労骨折も発覚し、今年3月には手術を受けた。

 4月の日本室内選手権は欠場。現地で選手らの演技を見ても「何も感じなくて。飛びたいと思えなかった」。けがは心にも大きくのしかかった。

 先月、父や馬淵崇英コーチとともに話し合った。「けがを招いて申し訳ない」とわびる馬淵コーチの姿に、胸が締め付けられた。「今まで自分のために競技をしていると思っていた。これからはコーチのためにも、東京五輪で結果を残したい」

 リハビリや、基礎トレーニングが続く日々でも「今しかできない練習がある」と前を向いた。踏み切りの姿勢や、苦手という入水技術をつぶさに見直してきた。

 五輪切符は来春のワールドカップで狙う予定だ。一方、荒井とペアを組むシンクロ高飛び込みでも代表入りを見据える。

 既に切符をつかんだ荒井からは「一緒に頑張ろう」とLINE(ライン)で励まされたという板橋。「今が一番つらいけれど、乗り越えたらさらに強くなれる。以前とは違う板橋美波を見つけ、東京でメダルを目指したい」と燃えている。

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