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地元兵庫の県選手権で笑みを見せる山田拓朗(中央)=7月27日、神戸市中央区のポートアイランドスポーツセンター
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地元兵庫の県選手権で笑みを見せる山田拓朗(中央)=7月27日、神戸市中央区のポートアイランドスポーツセンター
7月の兵庫県選手権で力泳した山田拓朗。東京パラリンピックでは金メダルを狙う=神戸市中央区のポートアイランドスポーツセンター
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7月の兵庫県選手権で力泳した山田拓朗。東京パラリンピックでは金メダルを狙う=神戸市中央区のポートアイランドスポーツセンター
神戸新聞NEXT
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 2020年東京パラリンピックの開幕まで、25日であと1年。5大会連続出場が懸かる日本競泳界のエース山田拓朗(NTTドコモ、兵庫県三田市出身)は28歳にして既にベテランの域だが、50メートル自由形で100分の1秒を縮める挑戦を続けている。「25秒台を出したい」。狙うは2大会連続のメダル獲得だ。(藤村有希子)

 7月に神戸・ポートアイランドで開かれた競泳の兵庫県選手権。東京パラを目指す選手たちも集まり、山田も地元兵庫で力強い泳ぎを見せた。

 生まれつき左肘から先がない山田は、レースである試みをしていた。短距離の50メートル自由形で最も大切といえる、泳ぎだしの改善だ。

 浮き上がりの際、水の抵抗をより抑えてスピードに乗ろうと、これまでとは逆の左腕から水をかき始めた。「違和感はないけれど、まだ速いレベルではない。もっと練習しないと」。泳ぎの手本がない中、模索を続けている。

 3歳で水泳を始めると、健常者とともに練習し、力を伸ばしてきた山田。自身4度目のパラとなった16年リオデジャネイロ大会は、日本競泳陣の主将として臨み、50メートル自由形で3位と初めてメダルにたどり着いた。一方でタイムは26秒00。あと一歩で25秒台に突入できなかったことが、今に至るまで山田の意欲を強くかりたてている。

 昨年、結婚した。「近くでサポートしてくれる」という妻の存在も力に、9月には世界選手権(ロンドン)に挑む。東京パラの予選を兼ねる大一番へ「ここで出す記録がすごく重要。来年につながるレースをしたい」と奮い立っている。

【やまだ・たくろう】1991年4月12日生まれ、三田市出身。北摂三田高-筑波大出。パラリンピックは三田市立ゆりのき台中1年時の2004年アテネ大会に日本代表史上最年少の13歳で出場。4大会連続参加となった16年リオデジャネイロ大会では男子50メートル自由形(運動機能障害S9)で銅メダルを獲得した。NTTドコモ所属。

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