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ラファエレ・ティモシー
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 8月下旬、北海道・網走合宿の最終日にCTBラファエレ・ティモシーの姿はなかった。「おじが亡くなったんだ」。父とともにラグビーを教えてくれ、テレビで日本代表やスーパーラグビーの試合を楽しみに見ていたという。急きょニュージーランド(NZ)に帰郷したラファエレは遺影に誓った。「おじさんのために戦うよ」

 4歳でサモアからNZに移住し、山梨学院大から誘われて18歳で来日。「きつい練習をやり抜けば結果が出ると学んだ」。関東大学リーグの1部昇格を置き土産にコカ・コーラへ進み、司令塔のSOで才能を伸ばした。

 2016年秋に日本代表に初めて選ばれると、コンタクトの強さを見込まれてCTBに転向。昨秋にはワールドカップ(W杯)2連覇中のNZから2トライを奪った。6日の南アフリカ戦までテストマッチ13戦連続で先発に名を連ね、今や不動のレギュラーだ。

 柔らかなステップを刻み、味方を生かすプレーも巧み。南アフリカ戦の後半、ボールをはたくようなタップパスでつないでWTB松島のトライを生んだ。「日ごろからいろんなパスを練習している」。言葉の端々から真面目な性格がうかがえる。

 1次リーグでは祖国サモアとも対戦する。「両親は(息子が)サモアを相手にプレーすることに不思議な感覚を覚えるかもしれないが、僕は同じ準備をするだけ」と澄んだ目で全力プレーを誓う。(山本哲志)

【ラファエレ・ティモシー】1991年8月19日生まれ。サモア出身。NZ・デラセラ高-山梨学院大-コカ・コーラ-神戸製鋼。186センチ、98キロ。代表18キャップ。2年前に日本国籍を取得。妻と愛犬「ジャックス」との時間を大切にする。

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 20日に開幕が迫るラグビーワールドカップ(W杯)日本大会。桜のジャージーを身にまとう、いずれも初出場の兵庫ゆかりの5選手を紹介する。

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