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徳永祥尭
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 静岡県から宝塚市に引っ越してきたのは、幼稚園の年長の時。仲良くなった友達と地元のラグビースクールに通ったが、親友は関学中を受験し、離ればなれになった。「そいつとまた一緒にラグビーがしたかった」。追いかけて関学高へ進んでから10年余り。27歳のフランカー徳永は日の丸を背負い、ワールドカップ(W杯)の舞台に立つ。

 体格に恵まれ、高校から今とほぼ同じサイズ。1年生の春からレギュラー入りし、関学高の安藤監督は「プレーで怒ったことはない」と話す。3年時は大黒柱として全国4強に導いた。

 物静かな表情はグラウンドで一変する。密集に突っ込んでは激しいタックルを繰り返す。7人制代表としてリオデジャネイロ五輪にも出場したが「打ち込んできた日数が違う」と、15人制への思いを胸に鍛錬を積み重ね、W杯代表へ。今年3月にあごを骨折するなどけがは絶えないが、相手を前にひるむことはない。

 前回W杯は外国出身選手が占めた激戦のポジションをつかんだ。強さ、速さに加え、賢さも持ち味。「強い所に当たりにいくのではなく、うまく(力を)逃がす。突破できなくても、突破の役に立つプレーができればいい」。相手ラインアウトの分析でもチームに貢献してきた。

 ベスト8を目指す日本代表にあって「先のことは考えない。そういう生き方をしてきたので。次の試合に勝つ」。徳永は目の前だけを見て、力の限りを尽くす。(山本哲志)

=おわり=

【とくなが・よしたか】1992年4月10日生まれ。宝塚市出身。関学高-関学大-東芝。185センチ、100キロ。代表12キャップ。グラウンドを離れれば、控え目で飾らない性格。高校、大学の同級生によると「学生時代は1人で寝られなかった」とナイーブな一面も。

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