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赤い鉢巻き、赤いユニホーム姿でたすきをつなぐ高校時代の前田穂南(左)。あれから4年余りで五輪代表の座をつかんだ=加古川市の加古川河川敷マラソンコース
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赤い鉢巻き、赤いユニホーム姿でたすきをつなぐ高校時代の前田穂南(左)。あれから4年余りで五輪代表の座をつかんだ=加古川市の加古川河川敷マラソンコース

 2020年東京五輪の日本代表選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ」(MGC)は15日、東京・明治神宮外苑発着の42・195キロで行われ、10人で争った女子は兵庫県尼崎市立園田東中出身の前田穂南(23)=天満屋=が2時間25分15秒で優勝し、五輪代表に内定した。

 彼女の走りを初めて見たのは2015年2月の兵庫県郡市区対抗駅伝だった。1区6キロでトップと4秒差の2位でたすきをつないだ。赤い鉢巻きには「薫英」の文字。前年末の全国高校駅伝で初優勝した大阪薫英女学院の3年生だったが、自身は控え選手だった。

 長距離強豪高校の3年生にとって、年明けの冬季というのは難しいタイミングだ。全国高校駅伝を終えた後は一気に疲れが出たり、気が抜けたり。大学や社会人など新たな進路に向け、心理的な不安が増すこともある。

 こういう時期に伸びる選手は強くなる。悔しさがあればなおさらのこと。彼女は1月の選抜女子駅伝北九州大会で1区を任され、チームの初優勝に貢献すると、郡市区対抗駅伝でも兵庫のエースたちを相手に快走を見せた。

 くしくも北京五輪長距離代表・小林祐梨子さんのラストランの舞台となった加古川河川敷。「尼崎市」の赤いユニホームを着ていた前田穂南は24歳となる来夏、「日の丸」を胸に東京を走る。(大原篤也)

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